Webライターとして活躍されている、みつはらまりこさん(以下:まりこさん)にお話をお伺いしました!
お仕事の選び方やライターになったきっかけ、インタビューライターとしての歩みを、等身大の言葉でお話ししてくださったのが印象的です。
まりこさんの優しいお人柄がわかるインタビュー、ぜひ最後までご覧ください!
誰かのためにが原動力!視野が広く優しいまりこさん
― いくつかのお仕事を経験されているようですが、お仕事を選ぶ軸って決めていましたか?
チームで何かをするのが好きなので、自分のキャリアよりも人に対して何かできることや、誰かのためになることが基準でした。誰かのために何かをするのが好きですね。
1つ目の仕事であるスターバックスの退職は後ろ向きな理由ではなく、店舗運営や人材育成など一通りの業務をやりきったし「接客以外に事務もやってみたい!」との想いから調剤薬局事務への転職を決めました。
調剤薬局事務でも「患者さんのために自分ができることをしよう!」と仕事をしていましたが、次第に後輩育成を任され始めるようになったんです。患者さんや後輩、チームのためにずっと仕事をしてきましたが、コロナをきっかけに考えが少し変わりました。
「自分には、誰かに何かを教えるスキルはあるけれど、自分自身で何かを切り開いていくスキルがないのでは?」
自分の武器になるスキルが欲しいなと思ったところ、夫が転勤族のため在宅でできそうな仕事、ライターやってみたいと思いWebライターとしての活動をスタートさせました。
仕事選びの軸は、最初と今とで変わりましたね。
― 誰かのために何かをするのが好きって素敵ですね。
私は長女で、弟が生まれたてのとき病弱だったこともあり「自分が1人でやらないと」、「お姉ちゃんだから」など、誰かを守ってあげないとっていう気持ちが幼い頃からあるのはたしかです。
高校生の頃はテニス部に所属していました。そこは団体戦で全国へ行くほどの強豪で、副キャプテンの立場でした。
キャプテンのように人を引っ張っていくより、チームメイトを後ろから支える、輪から外れている子をすくい上げる役割の方が多く、やりがいがありましたね。それこそが自分の役割だとも思っていました。
子どもの頃からの気持ちや使命感が、今に繋がっているのかな?と感じます。
自分のスキルを手に入れたい!インタビューライターへの憧れ
― 在宅の仕事はいくつかある中で、なぜWebライターに?
はじめは消去法で「書くのが苦痛ではないから」がきっかけでした。幼少期から文通が好きだったり、8年前から日記を書いていたりと、ペンを持って書くのがいやではなかったです。
そもそも、インタビューライターになりたくてWebライターになったんです。でも、インタビューの実績はないので、まずSEO記事の実績を積み上げることが大切だと思いました。
― なぜ、インタビューライターになりたかったんですか?
きっかけは私が大好きな2冊の雑誌、Number(ナンバー)とduncyu(ダンチュー)です。この2冊は私のバイブルですね。
特にduncyuは食を楽しみたい人に向けたメディアで、そこで特集されていた酒造りの青年の記事に衝撃を受けたんです。
その記事は、青年の魅力を引き出すために父や祖父、従業員にインタビューして書かれていました。会話だけで記事が成り立つのではなく、さまざまな人へのインタビューによって彼と酒造りの背景にフォーカスされていました。
「こんな角度から周りの人に質問したらその人の魅力がもっと響くんだ!」と感動し、「色んな人に話を聞いて人の背景や本質、物の魅力を引き出す記事を書きたい!」と思ったのが、インタビューライターへのきっかけです。
― 記念すべきインタビューライターデビューはどのようにして?
東海地域のお出かけメディアが取材ライターを募集していたので応募しました。
取材経験はないものの、SEO記事の実績と普段撮影している写真を見せたところ採用されました。
インタビューライターになるために、SEOを磨いてきた経験がいきて嬉しかったです。
インタビューライターとしてステップアップ!自分がやりたいことを探し続ける
― ライターとしての今後の展望をお伺いしてもいいですか?
今後は、インタビュイーからもっと材料を引き出せるライターになりたいと思っています。また、生身の情報をタイムリーにあげるライターにもなりたいです。今はまだ、文字起こしから執筆に至るまで時間がかかっているので、自分の力量が追いついていないギャップを感じています。
素材を引き出す力とスピード感、2つの軸で取り組んでスキルを上げたいですね。
― インタビューライターを極めていきたいんですね。
インタビュー記事は、人の内面を表す、物事や情報を伝える、誰かの想いを伝えるなど、バリエーションが広いですよね。さまざまなインタビューに挑戦しながら、自分が1番やりたいのはどれなのか、今はまだ悩みながらも行動中です。
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Webライターとして、着実に成長を遂げるまりこさん。幼い頃から培われた「誰かのために」という優しさと、行動を止めずにひたむきに努力する姿が印象的でした。
まりこさんの目指すライター像をお伺いして、私も「将来どんなライターになりたいのか?」と改めて考えてみようと思いました。
これからもまりこさんの活躍から目が離せません!
インタビュー・文:あや
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