「ずっと同じクレジットカードを使っているけど、もっと他にいいのないかな?」
「クレジットカードって何年か経ったら見直した方がいいの?」
「クレジットカードを見直すときのポイントを知りたい」
いまや日常生活に欠かせないクレジットカード。たくさんの種類があって、自分にぴったりのクレジットカードを選べているのか、不安に思ったことはありませんか?
ポイント還元率や特定の店舗での優待など、クレジットカードにはそれぞれ特徴があります。
今使っているものよりお得なクレジットカードがあるかもしれないのに、見直しをしないのはもったいないです。そこでこの記事では、以下の内容を解説します。
- クレジットカードの見直しが必要な理由
- クレジットカードを見直すべきタイミング
- クレジットカードを見直すときに気をつけたいポイント
- 見直しにおすすめのクレジットカード
この記事を読んだらクレジットカードのお悩みが解決します。ぜひ最後まで読んで、見直しをしてみましょう。
クレジットカードの見直しが必要な3つの理由
自分の状況やクレジットカードのサービス内容は変化するため、定期的な見直しをおすすめします。見直しが必要な理由を3つ見てみましょう。
- 年会費の元が取れないことがある
- お得なクレジットカードは定期的に変わる
- ライフプランが変化する
順に理由を解説します。
1. 年会費の元が取れないことがある
クレジットカードは年会費がかかるものもあります。決済額が少ないと付与されるポイントも少なくなり、年会費以上の恩恵を受けられない場合があるので注意しましょう。
とくに複数のカードを持っている方は、その枚数分の年会費がかかるので、意外と大きな支出です。
年会費が無料のクレジットカードもありますが「前年度〇〇円以上の決済なら無料」「ポイントで年会費が支払われる」など条件が課されている場合もあるため、よく確認しましょう。
このように、年会費の条件によってお得度が変わるので、見直しがおすすめです。
2. お得なクレジットカードは定期的に変わる
新規入会キャンペーンやサービス内容の変更など、その時々でお得なクレジットカードは変わります。
クレジットカード発行会社は新規入会者の獲得や、既存客への満足度UPのためにサービス内容をよりよいものにするからです。
自分が契約したタイミングではポイント還元率が1%だったにもかかわらず、いつの間にか0.5%になっていたなんてことも起こりえます。
同じ決済額でもポイント還元率が0.5%と1%では、ポイントの貯まりやすさが2倍違います。
クレジットカードをお得に使うには、定期的なサービス内容の見直しが大切です。
3. ライフプランが変化する
クレジットカードを契約したときと現在とでは、ライフプランが変わっている場合があります。
たとえば、結婚を機に引っ越しをして、公共料金の支払いが増えたとしましょう。
公共料金は毎月一定の支出を占めるので、公共料金の支払いで多くのポイントが貯まるカードにすると、ポイントが貯まりやすくなります。
このようにライフプランに合わせて選ぶと、より有効活用できるでしょう。
クレジットカードを見直すべき5つのタイミング
クレジットカードの見直しを検討したいタイミングは5つあります。
- クレジットカードのカードの更新時期
- クレジットカードのサービス内容が変わるとき
- ライフイベントが発生するとき
- 貯まったポイントの使い道がないとき
- 乗り換えたいクレジットカードが新規入会キャンペーンをやっているとき
それぞれのタイミングを詳しく解説します。
1. クレジットカードの更新時期
クレジットカードの更新時は見直しのチャンスです。更新の案内が来るため、見直しを意識していなくても、よいきっかけになります。
更新は、たいていの場合クレジットカードを発行してから5年後です。
5年に1度は見直す習慣にできるとよいでしょう。
2. クレジットカードのサービス内容が変わるとき
クレジットカードはサービス内容が変更される場合があります。
初年度無料だった年会費がかかるようになったり、ポイント還元率が下がったりするときは見直しを検討しましょう。
年会費無料のものやポイント還元率が高いクレジットカードはたくさんあるので、ぜひ探してみてください。
途中で条件が変わることもあるので、今よりお得なカードが見つかる可能性があります。
3. ライフイベントが発生するとき
ライフイベントが発生するときは、クレジットカードを見直してみましょう。具体的には、以下のポイントを意識してみてください。
- 結婚:家族でポイントが貯められるもの
- 引っ越し:公共料金の支払いに使えるもの
- 社会人になる:ポイント還元率の高いもの(自分でなんでも購入しなければならないため)
これら以外に特に注意したいのが、定年前とフリーランスになろうとしているときです。
クレジットカードは支払い能力を加味して発行されるため、働かなくなる定年後はカードが作りにくくなってしまいます。そのため、定年前に見直しを済ませておきましょう。
また、フリーランスはどうしてもまだ社会的信用が低く、クレジットカードを作りにくい現状があります。できれば会社員の内に見直すのがおすすめです。
4. 貯まったポイントの使い道がないとき
クレジットカードの魅力は、購入金額に応じたポイントが貯まることです。
しかし、キャンペーンやサービス内容に惹かれて作ったカードだったとしても、自分の生活圏で使うポイントが貯まらないと意味がありません。
ポイントを使う機会がないと感じたときは、自分がよく行く店舗で利用しやすいクレジットカードを選び直してみましょう。
なお、今あるポイントを使い切ってから見直すと、損することなく移行できます。
5. 乗り換えたいクレジットカードが新規入会キャンペーンをやっているとき
すでに目星をつけているクレジットカードが新規入会キャンペーンをやっている場合は、見直しのチャンスです。
クレジットカードは新規入会キャンペーンを打ち出すことが多いですが、タイミングによってあったりなかったり、その内容もさまざまです。
せっかくならお得なタイミングで見直しましょう。
クレジットカードを見直すときに気をつけたいポイント4つ
クレジットカードを見直す際は「自分に合っているか」が重要です。見直すときに気をつけたいポイントは4つあります。
- クレジットカードの使い道を考え直してみる
- 自分のライフスタイルにあうクレジットカードにする
- クレジットカードのサービス内容を確認する
- 短期間でクレジットカードの申し込みと解約を繰り返さない
それぞれ見てみましょう。
1. クレジットカードの使い道を考え直してみる
クレジットカードを使う目的を考え直してみると、その目的に合ったものを探しやすくなります。代表的な利用目的は以下のとおりです。
- 買い物に便利
- ポイントがたくさん貯まる
- 付帯保険の内容がよい
- 空港ラウンジやお店の優待目当て
このようにクレジットカードにはさまざまな特徴があるため、自分の目的に特化しているものを選びましょう。
2. 自分のライフスタイルに合うクレジットカードにする
クレジットカード選びは、自分のライフスタイルに合うかが重要です。
たとえば、自分の生活圏でよく利用するポイントが貯まるクレジットカードにすると、より有効活用できます。
ほかにも公共料金や携帯電話料金の支払いでポイントが貯まりやすい、よく行くお店の優待があるなど、今の自分にぴったりのクレジットカードだとお得に使いこなせます。
3. クレジットカードのサービス内容を確認する
クレジットカードはさまざまなサービスが付帯されているので、その内容をよく確認してください。見るべき項目は以下のとおりです。
- 年会費は永年無料なのか?
- 年会費がかかってでもほかの優待サービスが充実しているのか?
- 入会特典やサービス内容は魅力的か?
- ポイント還元率はどの程度か?
せっかく見直すなら、サービス内容が充実しているものを選びましょう。
4. 短期間でクレジットカードの申し込みと解約を繰り返さない
クレジットカードを見直す際は、短期間で申し込みと解約を繰り返さないようにしてください。
クレジットカード関連の情報はすべて信用情報機関に登録されます。
短期間で申し込みと解約を繰り返すと、資金繰りに困っている印象になるため、信用が損なわれてしまいます。
最悪の場合、カードが発行できなくなる可能性があるので注意しましょう。
見直しにおすすめのクレジットカード3選
クレジットカードの見直し有力候補を3つ紹介します。いずれもポイント還元率が高く、おすすめです。
- JCB CARD W
- 三井住友カード(NL)
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
それぞれの特徴を解説します。
1. JCB CARD W
引用: JCB CARD W
ポイント還元率 | 1.0%~5.5% |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
ポイントの特徴 | ・ほかのJCBカードに比べていつでもポイント2倍 ・パートナー店でさらにポイントアップ |
年会費 | 永年無料 |
新規入会キャンペーン | 最大18,000円キャッシュバック |
JCB CARD Wは、数あるクレジットカードの中でトップクラスのポイント還元率です。
加えて、スターバックスやセブンイレブンなどのパートナー店で決済すると、ポイントは最大21%貯まります。そのため、ポイントをたくさん貯めて活用したい人におすすめです。
ただし18歳~39歳までの間に申し込まないと契約できないので注意してください。その間に申し込みをしたら利用は40歳以降でも問題ありません。
2. 三井住友カード(NL)
引用: 三井住友カード(NL)
ポイント還元率 | 0.5%~7.0% |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイントの特徴 | ・対象のコンビニや飲食店でタッチ決済すると最大7%ポイント還元 ・SBI証券の資産運用でもポイントが貯まる |
年会費 | 永年無料 |
新規入会キャンペーン | ・最大21,000円相当プレゼント ・リボ払い設定で3,000ポイント追加プレゼント ・学生の場合1,000ポイント追加プレゼント |
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニや飲食店でタッチ決済すると最大7%ポイント還元されます。こちらの対象店舗は随時拡大中で、さまざまなお店でたくさんポイントが貯まるでしょう。
また、年間100万円以上利用した場合、年会費永年無料のままゴールドカードにアップグレード可能です。
新規入会キャンペーンでは、リボ払いの設定でプラス3,000ポイントがプレゼントされます。しかし、リボ払いは金利や手数料が高いので、設定する際はそのリスクを認識しておきましょう。
3. セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
ポイント還元率 | 0.5%〜2.0% |
貯まるポイント | 永久不滅ポイント |
ポイントの特徴 | ・QUICPayの利用でポイント2% ・ポイントに有効期限がない |
年会費 | 初年度無料(翌年以降税込み1,100円だが、1円以上の利用で翌年も無料) |
新規入会キャンペーン | ・最大11,000円相当プレゼント |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUICPayの利用でポイントが2%貯まります。対象店舗は決まっていないので、QUICPayが使えればどんなお店でもポイントが貯まりやすいのが魅力です。
また、ポイントは有効期限のない永久不滅ポイントです。通常のクレジットカードはポイントに有効期限があるため使いきれないこともありますが、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、その心配がありません。
年会費が無料なのは初年度だけですが、1円でも決済していたら翌年も無料になります。クレジットカードを契約したら1度は決済すると思うので、多くの方はあまり気にならないでしょう。
クレジットカードを乗り換えたいと思ったら、今のカードを解約して新しく申し込むだけです。見直すだけでポイントが2倍に増えたり年会費がかからずお得に利用できたりします。
ぜひ、あなたも本記事を参考にクレジットカードを見直してみてください。
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